◎10年以上の在留している期間のうち、5年以上、就労資格又は居住資格を持って継続して在留している必要があります。

◎現に有している在留資格について、最長の在留期間をもって在留していることが必要です。ただし当面の間は3年の在留期間を有していれば最長の在留期間をもって在留しているものとして取り扱われます。

◎「家族滞在」は3年の滞在期間を有している家族と共に永住許可申請する場合においては、在留期間が1年であっても他の要件を満たしていれば許可がおりる可能性があります。

1.申請書の準備
永住許可申請書を作成し、縦40mm×横30mmの証明写真を貼ります。
申請書は下記の法務省のホームページよりダウンロードできます。
http://www.moj.go.jp/ONLINE/IMMIGRATION/16-4.html
http://www.moj.go.jp/content/000099653.pdf (PDFファイル)

2.提出必要書類の準備
①身分関係を証明する次のいずれかの資料(申請人の在留資格が「家族滞在」の方の場合に提出が必要となります。)
(1) 戸籍謄本(全部事項証明書) 1通
(2) 出生証明書 1通
(3) 婚姻証明書 1通
(4) 認知届の記載事項証明書 1通
(5) 上記(1)~(4)に準ずるもの

②申請人を含む家族全員(世帯)の住民票 適宜

③申請人又は申請人を扶養する方の職業を証明する次のいずれかの資料
(1) 会社等に勤務している場合
在職証明書 1通
(2) 自営業等である場合
a 確定申告書控えの写し 1通
b 営業許可書の写し(ある場合) 1通
※ 自営業等の方は,自ら職業等について立証する必要があります。
(3) その他の場合
職業に係る説明書(書式自由)及びその立証資料 適宜

④直近(過去5年分)の申請人又は申請人を扶養する方の所得及び納税状況を証明する資料
(1) 住民税の納付状況を証明する資料
・直近5年分の住民税の課税(又は非課税)証明書及び納税証明書(1年間の総所得及び納税状況が記載されたもの)各1通
・直近5年間において住民税を適正な時期に納めていることを証明する資料、通帳の写し、領収証書等(給与から天引きされていない期間について提出)

(2) 国税の納付状況を証明する資料
源泉所得税及び復興特別所得税,申告所得税及び復興特別所得税,消費税及び地方消費税,相続税,贈与税に係る納税証明書(その3)
(3) その他
  次のいずれかで,所得を証明するもの
   a 預貯金通帳の写し 適宜
   b 上記aに準ずるもの 適宜

⑤申請人又は申請人を扶養する方の公的年金及び公的医療保険の保険料の納付状況を証明する資料
(1) 直近(過去2年間)の公的年金の保険料の納付状況を証明する資料
※ 国民年金以外の年金(厚生年金など)に加入している方は,ア又はイの資料を提出
※ 直近2年間において国民年金に加入していた期間がある方は,ア又はイの資料に加え,ウの資料も提出
※ 直近2年間の全ての期間において引き続き国民年金に加入している方は,ウの資料を提出
ア 「ねんきん定期便」(全期間の年金記録情報が表示されているもの)
イ ねんきんネットの「各月の年金記録」の印刷画面
ウ 国民年金保険料領収証書(写し)
  
(2) 直近(過去2年間)の公的医療保険の保険料の納付状況を証明する資料
ア 現在,健康保険に加入している方は健康保険被保険者証(写し)
※ 直近2年間の全ての期間において引き続き健康保険に加入している方は,イ~エの資料は不要です。
イ 現在、国民健康保険に加入している方は国民健康保険被保険者証(写し)
ウ 国民健康保険料(税)納付証明書  
※ 直近2年間において,国民健康保険に加入していた期間がある方は,当該期間分について提出してください。
エ 国民健康保険料(税)領収証書(写し)
※ 直近2年間において,国民健康保険に加入していた期間がある方は,当該期間分の領収証書(写し)を全て提出してください。
    
(3) 申請される方が申請時に社会保険適用事業所の事業主である場合
ア 健康保険・厚生年金保険料領収証書(写し)
※ 申請される方(事業主)が保管されている直近2年間のうち事業主である期間における,全ての期間の領収証書(写し)を提出してください。
全ての期間について領収証書(写し)が提出できない方は,下記イを提出してください。
イ 社会保険料納入証明書又は社会保険料納入確認(申請)書(いずれも未納の有無を証明・確認する場合)
   
⑥申請人又は申請人を扶養する方の資産を証明する次のいずれかの資料
(1) 預貯金通帳の写し 適宜
(2) 不動産の登記事項証明書 1通
(3) 上記(1)及び(2)に準ずるもの 適宜

⑦我が国への貢献に係る資料(※ある場合のみ)
(1) 表彰状,感謝状,叙勲書等の写し 適宜
(2) 所属会社,大学,団体等の代表者等が作成した推薦状 適宜
(3) その他,各分野において貢献があることに関する資料 適宜

3.理由書の作成
申請の理由をA4用紙にまとめます

4.身元保証人に関する資料の準備
①身元保証書
身元保証人に記入、押印をしてもらう。(印鑑をお持ちでない方はサインで大丈夫です。)
身元保証書は下記の法務省のホームページよりダウンロードできます。
http://www.moj.go.jp/ONLINE/IMMIGRATION/16-4.html
http://www.moj.go.jp/content/000007381.pdf(PDFファイル)

②身元保証人に係る次の資料
次のa~cを提出してください。
(1)職業を証明する資料 
(2)直近(過去1年分)の所得証明書 
住民税の納付状況を証明する資料、国税の納付状況を証明する資料、所得を証明するもの等
(3)住民票 1通
   

5.パスポート、在留カード
申請時に窓口で提示する

弊所では申請者様とのヒアリングを十分に行ったうえで、
・その方の状況に合った必要書類のご案内や取得方法のご説明
・申請書の作成
・理由書の作成
・申請取次
を行います。

どうぞお気軽にお問合せください。